あけましておめでとうございます。お正月休みに、この本を読了しました。 2016年ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、抱きしめたいほどかわいくて切ない友情物語! AI(人工知能)の開発が進み、...
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2017年01月03日
2016年10月31日
「空気の発見」(三宅泰雄著、角川ソフィア文庫)
絶賛品切中だった「ロウソクの科学」を Amazon で注文すると、一緒に「空気の発見」をお勧めされた。これも大隅先生お勧めの本らしいのだが、不覚にも知りませんでしたよ。...
2016年10月20日
「ロウソクの科学」絶賛品切中
坊が理科の「水よう液の性質」の単元で少し苦労していた。説明してやるとすっきりした表情をしていたので、ついでに「『ロウソクの科学』を読んだらいいよ」と勧めておいた。...
2016年10月17日
「聞く力」(阿川佐和子、文春新書)
だいぶ前にベストセラーになった本を、何を今さら、という感じだけど、読みました。いつもの自虐ネタも健在だけど、それ以上に面白いのが「失敗したと思ったけど、結果的にうまくいった」インタビューの話。...
2016年08月28日
「ひまわりの海」(舘野泉、求龍堂)
家族で丸善名古屋店にお出かけ。やっぱり書店は楽しいね。 今回は芸術書のコーナーに行って、これを購入。 表紙のひまわりは、南仏の作曲家セヴラックの故郷、サン・フェリックス・ロウラゲという村の風景だそうだ。...
2016年04月18日
「暦と時間の歴史」(Holford-Strevens 著、正宗聡訳、丸善出版)
「サイエンス・パレット」シリーズの1冊。何となく、天体観測などと関係のある内容なのかなと思って手に取ったが、内容は「思想史」あるいは「宗教(多くはキリスト教)の歴史」に近いものだった。...
2015年09月23日
「鹿男あをによし」(万城目学/幻冬舎文庫)
古都奈良を舞台とした、壮大な歴史ファンタジー。いや、歴史ファンタジーというと少し違うかな? しかし、「長い年月の間守り続けられてきたもの」を描いている点では、...
2015年09月04日
「ペンギン・ハイウェイ」(森見登美彦/角川文庫)
「四畳半神話体系」「聖なる怠け者の冒険」に次いで三冊目。今回の舞台は京都ではなく、(たぶん東京近郊の)新しい住宅地である。主人公のアオヤマ君はちょっと背伸びした小学四年生の男の子。...
2015年08月02日
「ねにもつタイプ」(岸本佐知子/ちくま文庫)
岸本佐知子さんは翻訳家。実は岸本さんの翻訳した小説を読んだことがないため、このエッセイ集が初読である。エッセイ? 分類としては確かにエッセイなのだろうけど、一人称の短編小説のようでもあるし、...
2015年07月09日
「注文の多い注文書」(小川洋子、クラフト・エヴィング商會/筑摩書房)
クラフト・エヴィング商會とは、吉田篤弘・吉田浩美両氏による制作ユニット。「ないもの、あります」という作品がある。本書は、小川洋子さんが繰り出す「ないものの注文書」五通に対して、...
2015年06月15日
「打ちのめされるようなすごい本」(米原万里/文春文庫)
米原万里氏唯一の書評集。読むのに1ヶ月ぐらいかかってしまった。タイトルの「すごい本」が指すのは当然この中で取り上げられている本のことなのだろうが、この本自体が「すごい本」でもある。...
2015年06月03日
「イスラームとは何か」(小杉泰/講談社現代新書)
子供たちの同級生にムスリムの子がいるので、うちでも時々イスラームの話題になる。たいていは、食べていいものは何なのか、といったごく身近な話題に過ぎないのだが、それにしても自分はイスラームのことを何も知らないな、...
2015年05月30日
「仏教入門」(松尾剛次/岩波ジュニア新書)
図書館で予約して借りた本が届いたので一日で読破。どうして予約しようと思ったのかもう忘れてしまった。合わせて「イスラームとは何か」も借りたので、もう少し身の周りの宗教のことを知らないといかんかな、...
2015年04月28日
「なぜ数学を学ぶのか」(竹内英人著)
岩波ジュニア新書なので、高校生あたりがターゲットの本らしい。読みやすく書かれてはいるが、肝心のテーマ、つまりタイトルの疑問に対する筆者の答えが何なのかが今ひとつはっきりしない。...
2014年07月29日
小川洋子さんのエッセイ
きのうの中日新聞の夕刊に小川洋子さんのエッセイが載っていた。大きな犬に家の中から吠えかかられて恐れる若いお母さんに、幼稚園児の息子がひたすら「でも、女の子だよ」と繰り返す光景を見て、...
2013年08月04日
りんごかもしれない
絵本「りんごかもしれない」(ヨシタケシンスケ、ブロンズ新社)がすばらしい。まず題名でクスッと笑わせてくれる。テーブルの上に置かれたりんごを見て、これは「りんごじゃないのかもしれない」と考えるところから始まって、...
2013年01月24日
駒落ちのはなし
先崎学さんの「駒落ちのはなし」を購入。「将棋世界」の連載の時にも一応読んでいたのだけど、当時は単に読み流していた。坊と将棋を勉強するために改めて読んでみると、...
2012年08月03日
もう一度読みたい絵本
「もう一度読みたい絵本は?」(マイナビスチューデント)。かぶってるの「ぐりとぐら」だけだあ。もっとも、自分が子供のときにはあまり絵本は読まなかったので、もっぱら今の子供たちに読んでやった絵本なのだが。...
2012年06月07日
レイ・ブラッドベリ氏死去
91歳、まだご存命だったんだ…。Requiescat in Pace。あまり多くの作品を読んだわけではないけど、「火星年代記」は何度も読み返したし、「太陽の黄金の林檎」は最初に原書に挑戦した本の一つだった。...
2012年03月01日
「たかこ」「地球をほる」(絵本)
妻が「たかこ」(清水真裕:文、青山友美:絵、童心社)という絵本を借りて来た。めっちゃ面白い。小学校のクラスに平安時代の女の子が転校してくる、という設定がまず良いし、...
2012年02月17日
2012年02月17日:「新幹線のたび」(コマヤスカン/講談社)
「新幹線のたび〜はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断〜」(コマヤスカン作、講談社)。昨年3月、九州新幹線全線開通に合わせて、新青森から鹿児島中央まで新幹線で旅をするというストーリーで描かれた絵本。...
2012年02月07日
2012年02月07日:「きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは…」(市川宣子/ひさかたチャイルド)
だいぶ前、妻が「きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは…」(市川宣子文、はたこうしろう絵、ひさかたチャイルド)という本を借りて来て、これが非常に面白かった。...
2011年10月26日
2011年10月26日:北杜夫さん死去
北杜夫さん死去。小学校高学年ぐらいの時に、「大人の本」をぼちぼち読み始めて最初にハマったのが「どくとるマンボウ航海記」だった。紙質も印刷も悪い文庫本だったが、...
2011年08月24日
2011年08月24日:小松左京さん死去
ずいぶんと旧聞に属する話だけど、小松左京さんが亡くなられた。もう1ヶ月も前 (7/26) なんだな。中学〜高校ぐらいの時に氏の作品をよく読んでいたが、代表作の長編はあまり手を出さず、...
2011年08月15日
2011年08月15日:実家に帰省、「プリンセス・トヨトミ」
一人で実家に帰省して戻ってきました。その間、妻と子供たちは妻の実家に帰省。今回は、昔の自分の部屋に置いてあったガラクタ類を天井裏から引っ張り出して廃棄処分に回す,という仕事を一応完了した。...
2011年07月23日
2011年07月23日:「たのしいムーミン一家」(講談社文庫)
本棚を子供向けに整理したとき、僕が持っていた「たのしいムーミン一家」(講談社文庫)をさりげなく置いておいたら、ヒメが見つけて読みふけり「ムーミンおもしろい!」と夢中になっていた。...
2011年07月06日
2011年07月06日:「せんたくばさみがあつまって…」(かがくのとも)
かがくのとも8月号「せんたくばさみがあつまって…」(福音館書店)。いやーこりゃすごいよ。めっちゃ楽しそう。最後のページの夕日を背にした巨大な竜を見て坊が大興奮。...
2010年09月25日
2010年09月25日:「男の子の脳、女の子の脳:こんなにちがう見え方、聞こえ方、学び方」(レナード・サックス/草思社)
「男の子の脳、女の子の脳:こんなにちがう見え方、聞こえ方、学び方」(レナード・サックス著、谷川漣訳、草思社)を読んだ。なんだかうさんくさそうな題名だが、類書にありがちな情緒的な記述ではなくて、...
2010年07月19日
2010年07月19日:「小学生でもわかる囲碁入門」
所用で出かけたついでに、市立図書館に立ち寄る。昨日ヒメと「石取りゲーム」を久しぶりにやったところ、石のアタリがだいぶ見えるようになっていたので、本碁に移行するために「小学生でもわかる囲碁入門(1)囲碁ってどんなゲーム?」(梅沢由香里監修、...
2009年11月03日
2009年11月03日:「じごくのそうべえ」(田島征彦/童心社)
絵本「じごくのそうべえ」(田島征彦作・絵、童心社)を図書館で借りてきた。上方落語が元なので、これは読んでやらねばなるまい、と風呂上がりに子供たちに読んでやった。...
2009年06月17日
2009年06月17日:「かいけつゾロリ」シリーズ
ヒメの小学校では図書室が人気のようで、ヒメもしょっちゅう本を借りてきている。「まじょ子」シリーズとか宮崎アニメ絵本とかをせっせと借りてきていたが、今週は「かいけつゾロリ」シリーズに手を出していた。...
2008年08月25日
2008年08月25日:「讃歌」(篠田節子)
もくろぐ 8/20 分、「讃歌 by 篠田節子」。これ新聞連載の時にけっこう面白く読んだんだけど、えーとどんな話だっけ、とアマゾンの書評を見て思い出した。ヴィオラ奏者が主人公なのであるが、...
2008年01月13日
2008年01月13日:「せいめいのれきし」(バージニア・リー・バートン/岩波書店)
数日前にヒメが本棚にあった「せいめいのれきし」(バージニア・リー・バートン、石井桃子訳、岩波書店)を持ってきて、読んで欲しいと言った。ちょっと難しいんじゃないかなと思いつつも解説しながら読んでやると、...
2007年07月31日
2007年07月31日:「メシアンによるラヴェル楽曲分析」(全音楽譜出版社)
「メシアンによるラヴェル楽曲分析」を購入。手頃な厚さだったので昼休みにぱらぱらとめくってみたのだが、なんだか中途半端な印象を受けた。リズムの分析はさすがに面白いのだけど、...
2007年03月29日
2007年03月29日:「ドオン!」(山下洋輔、長新太)
大阪で開かれた学会に出席したあと、川西の実家に滞在。学会からの帰り道、梅田の紀伊国屋書店に寄って絵本をいろいろ見ていたところ、山下洋輔文、長新太絵の「ドオン!」というのが面白かったので購入。...
2007年02月03日
2007年02月03日:「ことばのこばこ」(和田誠)
XP パソコンを購入する話、販売店に問い合わせてみたところ特に問題はなさそうだった。しばらくは XP と Vista を選択できるみたいで、一安心。 ママ友達の話が出たついでだが、...