絵本「りんごかもしれない」(ヨシタケシンスケ、ブロンズ新社)がすばらしい。まず題名でクスッと笑わせてくれる。テーブルの上に置かれたりんごを見て、これは「りんごじゃないのかもしれない」と考えるところから始まって、どんどん空想の輪が広がって行く。そして、何度見ても見飽きないのが表紙と裏表紙! 理科が好きな人は面白さがわかってくれると思う。