久しぶりに電子工作をしようと、部品調達を始めた。今度はコネクタにちょっと凝ってみたいと思って、日圧(日本圧着端子製造、JST)の PH コネクタとか ZH コネクタを使おうとしたんですよ。共立でも秋月でも扱っているから、入手性もいいかと思って。ところが、軒並み在庫切れなんです。
共立でも:
秋月でも:
在庫が残っている品番もあるんだけど、ちょうどいい大きさのが在庫切れだし、そもそもコンタクトピンが在庫切れだからどうしようもない。
コロナ禍の影響で、半導体が品薄だというのは、最近よく聞く話です。でも、コネクタ類が品薄だというのは知らなかった。調べてみると、去年の10月の記事で、すでに報道されていますね。下の記事は「モーター」が主題ですが、記事中にコネクタの話もあります。「自動化需要の急増」というのも要因の一つなんだな。
モーター納期は「1年後」、自動化需要の急増による品薄で商談消失も|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 https://t.co/pbxf9XnSAJ
— ニュースイッチ@日刊工業新聞 (@newswitch_) October 8, 2021
樹脂材料の供給不足が原因になっているみたいですね。下は去年の4月の記事です。ずいぶん長く続いているようです。でも、コンタクトピンには樹脂は関係ないから、別の要因もありそうだな。
ナイロン樹脂を用いたパーツに供給問題が発生
前回のつぶやきにおきまして、半導体の値上げと供給難が発生している事を紹介致しましたが、今度はナイロン原材料の供給の滞り及び世界規模での銅材不足が原因してコネクターなど多数の樹脂パーツメーカーを巻き込んだリードタイム長期化の問題が発生している状況をご紹介します。
「コネクターなどナイロン樹脂パーツの供給問題について」 東海電気電子設計.com, 2021/4/26
供給が回復しても、まずは産業用途が優先でしょうから、個人レベル(といっても仕事関連ですが)の工作に回ってくるのはもう少し先になりますかね。在庫がありそうな部品で代用するかな。