半年に一度の定例になった、家族での丸善名古屋店へのお出かけ。家族四人がそれぞれ好き勝手に本を買って、総計20冊ほど。会計に15分ぐらいかかりました。
自分が今回買った本たち。
- 「セヴラック ピアノ作品集②」(舘野泉・久保晴代編、音楽之友社)
半年前に買った舘野さんの「ひまわりの海」で紹介されていたセヴラックの作品集。今回、丸善で楽譜が売られていることに初めて気がついて、棚に近づいたらこれが目に飛び込んで来た。まるで、買いなさい、と言わんばかりに。 - 「クラシックの真実は大作曲家の『自筆譜』にあり!」(中村洋子著、DU BOOKS)
「音楽の大福帳」というブログの記事を抜粋して本にしたものだそうです。本のタイトルがなんだかイマイチだけど、中身は読み応えがある。Chapter 6 のアファナシエフへの傾倒と近年の演奏への失望、それから「商業的に消費される」音楽への批判は必読。 - 「最後の秘境・東京藝大」(二宮敦人著、新潮社)
話題の本ですが、掛け値なしに面白い。ほんとに凄い人がいっぱいいて、それが日常になっている世界。日本に一つぐらいこういう世界があってもいいじゃないか。一つで十分だけど。 - 「ユリイカ (2016/11) 特集・こうの史代」
活字が小さくて老眼には辛いけど、内容はものすごく濃い。評論を先に読むんじゃなくて、こうのさんの作品をもっと読まないといかんな。