暖かくよく晴れた週末。ナツミカンの手入れをしました。
そろそろ虫が出てくる時期です。越冬したヤノネカイガラムシが葉に貼り付いている。
葉の一部が煤けたように黒くなっている。これはこすったら取れます。
この時期によく出てくるこいつらは、何かの卵かと思っていたんだけど……
どうも違うみたい。アブラムシの群れだろうか。葉の裏に待機していて、新芽が出たらそちらに移動して食い荒らそうという魂胆なんか。よく考えたな。でもそれは許さんからな。
葉を一度きれいにすることにしました。歯ブラシでこすると、カイガラムシもアブラムシも落とせます。今回は、ニームオイルの溶液を歯ブラシにつけてこすることにした。ニームオイルの虫除け効果も期待している。
ニームオイル溶液は、「Newニームアクト」と展着剤「ダイン」で作っています。ニームアクト 3 mL, ダイン 0.3 mL を水 800 mL で薄めたストック溶液を作り、これをさらに3倍希釈して使います。
2日に分けて作業しました。歯ブラシをこの溶液でゆすぎながら、葉を1枚ずつこすっていきます。作業が終わると、溶液の底に汚れが大量に沈殿しています。
終わった後、ニームオイル溶液を噴霧しておいた。噴霧機はこれを使っています。単3エネループ4本で動きます。
ついでに、ミニトマトの種もまきました。アイコ2ポット、ステラ1ポット。
ステラは去年は裂果が激しくてダメだったけど、固定種で、味も好みだったので、もう1回チャレンジします。下の本によれば、コンパニオンプランツとしてバジル・ニラなどが効果的とのこと。「『育つ土』を作る家庭菜園の科学」の木嶋先生の本ですね。
バジルとトマトの相性が良いのは有名だけど、バジルの使い道がどうも見つからないんだな。今回は、パセリとシソで代用してみようかと思っています。