スポーツに関わる人たちの発言について。
勝手に過去形にするし、勝手に認めてもらっちゃってる強引パワハラ感すごい。
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) June 20, 2021
「国民の大半は開催に賛成していなかったが、ここに来て『オリンピックはしょうがないかな』という形で認めてもらっている」https://t.co/aHwHZasxZL
認めてない人いっぱいいますよ。今でも「中止してくれ」って声を上げている人がいるじゃないですか。川淵氏は、そういう人の声を全く黙殺して、自分の論理でしか語ってない。そもそも、なんで「オリンピックは(特別だから)しょうがない」と思ってもらえると考えてるんですか。
一方、山口香さんはやっぱりバランス感覚がある。
山口香JOC理事「今回の五輪は危険でアンフェア(不公平)なものになる」
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) June 7, 2021
――東京五輪の開催を危惧する山口香氏。なぜ政府は国民の不安や反対に応えないのか。今回の五輪、そして今後の五輪にどのような懸念があるか。単独取材に答えた
by 西村カリン @karyn_nishi https://t.co/4Q83WaHqDb
全くその通りだ、と感じるところが多々ある。特に、「特別な人たち(選手たちのこと)のためになぜ私たちの税金が使われなければいけないのか、と人々は思うだろう。」というくだり。選手たちだけならまだしも、「関係者一同」のためにも使うわけだよね? ほんま、なんでやねん。
もう一つ、「議論したら負けるから議論しない、では、結局、やる前から負けている」という指摘もすばらしい。ただ一言付け加えておきたいのだけど、この風潮に毒されているのは、老人だけじゃないですよ。若い人も「なるべく摩擦を起こさないようにする」ことに心を砕きすぎで、ちゃんと議論する文化がない。山口さん、そのスタンスで、ぜひ若い人の意識改革にも取り組んでください。ごく一部のイケてる若者はそういう意識を持っているのかもしれないけど、一部じゃなくて、「草の根的に」議論する文化を育てていかないといけないんです。そうでないとこの国の未来はない。
そして、メディアをばっさりと断罪する発言もありました。
Yahoo!ニュース 個人に寄稿しました。東京五輪の暴走に、何もしなかったメディアのことを忘れない(森田浩之) - Y!ニュース https://t.co/DSq9CRrm9d
— 森田浩之 (@hiroyuki_morita) June 23, 2021
そうだよ。忘れないよ。もし、幸いにしてオリンピックが何事もなく(んなわけないけど、何事もなかったことにされて)終了したとしても、言葉を弄して私たちを誤魔化し続けた政治家とスポーツ関係者と、それを黙認し続けたメディアの罪深さは忘れないよ。
もちろん私は、今後オリンピックは見ませんし、オリンピックに熱狂する人からは努めて距離を置きます。山口さんのおっしゃる通り、マイナースポーツを楽しむ数少ない機会であったのですが、ここまで醜悪な面を見せられては、心安らかに観戦することなどできるはずもない。