訳あって wxPython を使ってみた。
実は Python ってちょっと苦手で、ラズパイを使っていても、「何とか Python 使わずに済ませられんかなあ」とどこかで思っていた。インデントで論理構造を表現する、というコンセプトがどうにも気持ち悪かった、というのが一番大きい。
ところが、やっぱり Python は世界的にユーザーが多いだけあって、ライブラリが圧倒的に充実している。wxWidgets のバインディングを探していた時、現時点で最もアクティブなのが wxPython だった。特に、Python3 と wxWidgets3 の組み合わせになって、「本気度」が高まっている印象がある。ドキュメントもちゃんとしているし。(英語だけど)
この週末でいろいろ試してみたんだけど、簡単なドローアプリの骨格がもうできてしまった。これは生産性高いわ。Python が広く使われている理由がわかった気がする。
インデントは相変わらず気持ち悪いけど、これは良いエディタにサポートしてもらうしかないな。今使っているのは、mi の Python モード。キーバインドを OS 標準(= Emacs 類似)にすれば、かなり使い勝手はよい。