2006年05月09日

2006年05月09日

 Alchemusica 0.4d3 を公開。だいぶまともに動くようになった。イベントリストウィンドウは、レコンポーザや STed を参考に「テンキーを使えばさくさく入力できる」仕様を目標にしているのだが、いま一歩な感じがする。実は、音符を打ち込むだけなら MML 方式の方がいいかもしれない。ちなみに、Lilypond(楽譜清書ソフト)の文法は MML に似ているが、これがけっこう速く打ち込めるんだな。

MML ってもう死語かもしれんけど、Macro Music Language の略。たとえば「G線上のアリア」冒頭を"f#1& f#8 b16g f#32ed16c#d c#32dc#8. >b16a8. <a2" みたいに表記するやつです。

 MML 入力を実装するには二通りの方法がある。一つは、MML 入力用のダイアログを開いて、入力が終わった時点で MML を MIDI ノート情報に変換して挿入する方法。もう一つは、MML をそのままデータとして取り込んで、ピアノロール表示や演奏などノート情報が必要なときにその都度変換する方法。明らかに後者の方が優れているが、データ構造が複雑になって使いにくいかもしれない。使いにくいだけでなく、プログラミングも大変だしバグも出やすくなる。ここは思案のしどころ。

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Posted at 2006年05月09日 00:00:00
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