今年は庭のウメがとてもよく咲いたのですが、その後に実がつき、けっこう大きくなっているのです。試しに収穫してみました。
これで 500 g ぐらいあります。赤い斑点がついているのは、かいよう病のようです。あまりひどいと食感に影響がありますが、食べて害になるものではないそうです。(「梅のほくろ(斑点)のはなし」株式会社坂の途中:「やさいのはなし」)。
梅干しを作ってみることにしました。子供の頃から母が毎年梅干しを作っており、土用干しの時に塩の結晶が成長するのを夏休みの自由研究にしたこともあります。母はすでに他界したのですが、生前に送ってもらった梅干しはまだ在庫があります。でも、これを食べきってしまったら、自家製の梅干しはなくなっちゃうんだよな……と思っていたのです。自家製のウメなら、失敗してもなかったことにすればいいので(そうなのか??)、梅干し作りに取り組んでみました。参考にしたのは以下のサイトです。
- 「梅干しの作り方/漬け方」(白ごはん.com)
- 「消毒なしでもカビない、漬物袋で簡単手作り梅干しのコツ。」(家庭料理のコツ)
道具をそろえるのがめんどくさいなと思っていたのですが、「漬物袋で作る」というのがいいアイデアだと思いました。「漬物袋」として買うと、そこそこ値段が張りますが、0.04 mm ぐらいのポリ袋で食品衛生法に適合したものならばなんでもよいはずです。私はこれを使いました。1枚9円です。
ヘイコー ポリ規格袋 No.415(クリックするとヨドバシの商品ページに飛びます)
できるだけ全部の実が塩にまみれるように、袋の外からもみしごきます。
重石のかわりに、同じポリ袋に水を詰めたものを使います。「最初は梅の重量の2倍、梅酢が上がってきたら梅と同じ重量」というのが目安だそうですが、わりと適当に詰めました。
外側の容器は、タッパーウェアです。ヨドバシで買えるとは知りませんでした。けっこう値段が張りますが、この容器は高品質でとても使い勝手がよいので、余分にあっても全然困りません。
タッパーウェア マキシデコレーター 5.5L(クリックするとヨドバシの商品ページに飛びます)
1週間たつと、すっかり梅酢が上がってきました。いけそうやん!
3回に分けて、合計 1.5 kg ぐらい収穫しました。今日第3弾を仕込んだところです。このあと赤シソを入れて、梅雨明けに土用干し、という流れです。続きは後日書きます!