CSファイナルステージ、バファローズが「サヨナラ引き分け」で日本シリーズ進出を決めました!(9回ウラ、同点になった時点で、バファローズの勝ち抜けが決定するため、コールドゲームとなった)
会議で帰宅が遅くなったので、テレビをつけたらもう8回ウラだった。マウンドは佐々木千隼で、佐野が盗塁に成功して、吉田正尚が申告敬遠されたところ。マリーンズ戦でよく打つ杉本だけど、スライダーを2球続けてファウルしたところで、筒井アナウンサーが解説の梨田さんに「シンカーはまだ投げてませんね?」と確かめた。果たせるかな、落ちる球で見事に空振り三振。筒井さんすごいな。
9回表を増井が無事に乗り切って、9回ウラ。T-岡田、安達と、「2014.10.2」を知るベテランが連打で続く。打順は途中から守備固めで入った小田裕也。今シーズンは守備固めと代走専門で、打撃成績は15打数1安打。誰もが100%送りバントと思っただろう。私も「内野陣はめちゃくちゃチャージしてくるからバントは難しいよな、でも3人とも足はあるから併殺はないだろう、次は紅林? 代打出すのかな?」などと、「一死1・2塁または2・3塁」のことしか考えてなかった……でも中嶋監督の考えは違ってたんだよね。初球バスターで、猛チャージしてきた一塁手(三木?)の横をすり抜けてライト線へのサヨナラ打! ここでバスターを命じるなんて、ものすごい勝負勘としか言いようがない。レギュラーシーズン最終戦の2ランスクイズもすごかったけどね。もちろん、見事に結果を出した小田は素晴らしい。
ともあれ、日本シリーズ進出おめでとうございます。マリーンズのみなさん、シーズン・CSを通して、見応えのある大熱戦をありがとう。パ・リーグの代表として、胸を張ってシリーズに臨みます。相手がスワローズというのも楽しみです。バファローズの前身チームは、阪急もオリックス(ブルーウェーブ)も近鉄も、スワローズと日本シリーズで戦って、敗退してきました。今年のスワローズも手強いチームです。熱戦を期待しましょう。
2021/11/13 追記:一夜明けて、日刊スポーツの小田選手が中嶋監督と抱き合っている写真、小田選手が普段から欠かさずバスターの練習をしている記事(真柴健記者)、楽しく拝見しました。この9回のプレーは、バファローズファンの間でいつまでも語り継がれるでしょうね。