2021年04月18日

ギターで「春の祭典」!

 めちゃめちゃ凄いものを見ました。ギターの多重録音で、ストラヴィンスキーの「春の祭典」!

 いや、これホンマ凄いですよ。エレキギターのいろんなテクニックを使って、実に様々な音色を出している。オーケストラの音を真似ているわけじゃなくて、その場その場にふさわしい音を選んでいる。原曲を徹底的に研究している。

 20:20 あたり、いいよね。ここだけ、画面に戸外でギタリストの全身が映る。基本的には手元のアップだけだけど、ここだけ扱いが違う。

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 原曲ではアルトフルートのソロです。(楽譜は Boosey & Hawkes 版から引用、以下同様)

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 ギターの多重録音に、ドラムが控えめに入っている。これがまたうまい。29:19 あたりからのハイハットの入れ方とか、素晴らしいセンスを感じる。

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 原曲ではこうなっています。打楽器は入っていません。アレンジャーのオリジナルですね。

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 YouTube のコメントに「これは歴史的な偉業だ」と書いている人がいたけど、まさにそうじゃないでしょうか。ムソルグスキー/ラヴェルの「展覧会の絵」と並べてもいいレベルの仕事だと思う。

タグ:音楽
Posted at 2021年04月18日 23:40:55
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