ヒメが「エリーゼのために」を練習しはじめた。今の時期にやるということは、発表会の曲目としては考えてないのかな? ともあれ、一応「あこがれの曲」だったわけで、まずはめでたい。
楽譜を見て改めて気がついたのだが、この曲、ベートーヴェンにしてはずいぶん高い音が出てくる。最後の主題復帰の直前、3連符のところ。
この曲は1810年頃(ベートーヴェン40歳)の作品とされていて、同時期の作品のピアノ協奏曲第5番やソナタ「告別」にはF4の音が出てくるから、E4が出て来てもまあおかしくはない。それにしても、こんな小品でもしっかり音域の端まで使うベートーヴェンはさすがだな。
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