2010年08月29日

2010年08月29日:日本の学校の吹奏楽

 なるほどねぇ。どうも日本の学校の吹奏楽は怪しいと思っていたんです。懐旧談をきいても全然音楽のはなしじゃないのだな、これが。(@Jun_Yamamoto - Twilog) 学校吹奏楽は音楽じゃなくて団体スポーツですからね。ヒメが小学校の吹奏楽部に入ると今から宣言してるんだけど、あの団体スポーツ的なノリについていけるんだろうか。まあ、合奏の楽しさは確かに体験できるし、吹奏楽はあらゆるジャンルの曲を手がけるから面白いところはあるんだけどね。

 僕は小学生の時はクラシック音楽以外ほとんど興味がなかったのだけど、中学で吹奏楽部に入って、行進曲やらアニメソングやら映画音楽やらを自分たちで演奏して、音楽の幅がずいぶん広がったと思う。コンクールは一応出ていたけど、県大会に行く前に敗退するほど「弱かった」から、夏休みをつぶされたり猛練習で燃え尽きたりすることもなかった。運動部の応援に行くこともなく、せいぜい学校の運動会で行進する程度。ステージドリルも一回もやったことがない(2000人の吹奏楽[現・3000人の吹奏楽]は出たことがある。ぜんぜん面白くなかったけど)。高校は市民バンドで、ポピュラー系でセンスのいい大人の先輩がたくさんいて、これも楽しかったし勉強にもなった。大学では、演目はだいたいコンクール常連校の二番煎じだったけど、アレンジを自分たちで手直ししたりしてこれも面白かった。思い返してみると、まことに幸せな吹奏楽体験でありました。

タグ:吹奏楽
Posted at 2010年08月29日 00:49:56
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