だいぶ前に部品だけ調達してあった MachiKania type Z をようやく作りました。MachiKania は、PIC マイコンワンチップで BASIC を走らせるワンボードコンピュータです。
部品は「オレンジピコショップ」で購入。今回は手っ取り早く動かすため、専用基板で組み立てた。1時間半ぐらいで完成。最初全然動かなくて「おかしい、おかしい」と騒いでいたが、よく見たら PIC の IC ソケットを仮止めしたまま残りの足をハンダ付けしてなかった、という超絶アホなミスを発見。修正したらちゃんと動きました。
制作の時は、抵抗の数・種類が多いので、間違えないように注意した。部品表を印刷して、こんな風に刺しておき、R1 から順番に取り付けて行った。
モニタは秋月の 4.3 インチ液晶。Amazon で売られている激安液晶だと同じサイズでもっと安いのですが、秋月で入手できるのは安心感があります。
ポータブル化するために、同じく秋月で「昇圧型スイッチング電源モジュール LMR62421 キット」を調達し、エネループ4本 (4.8 V) から +12 V を作るようにした。エネループ4本は MachiKania 本体への給電にも使う。
MachiKania type Z のウェブサイトから最新ファイルをダウンロードして、SD カードにコピーする。Mac だと ._
で始まる余分なファイルがくっついてきて邪魔なので、Finder でコピーする時は注意。まあ、Mac 使いの人ならよくわかっている話だとは思いますが。なお、bootloader.hex
は PIC マイコンに書き込むファームウェアなので、SD カードにコピーする必要はない。
パックマン動きました。若干色にじみがあるけど、そういう仕様だということで。
残念ながら、肝心の BASIC がまだ動かせてません。PS/2 キーボードを認識しないのです。サンワサプライの SKB-KG3BKN なんだけど、"Init PS/2...Keyboard Not Found" と表示されて、そのままエディタの画面に入ってしまう。抵抗を交換すればいい、という話を聞いたので、もう少し調査が必要。
1/16 追記:キーボードは認識することもあるようです。再現性について、引き続き調査中。