2010年05月15日

2010年05月15日:MacBook の中身を移行

 わけあって、仕事用の MacBook の中身をまるごと別マシンに移すことになった。TimeMachine でバックアップをとってあるので、インストーラで転送すれば移行自体簡単なのだが、移行後のマシンで TimeMachine バックアップを継続することができない。TimeMachine バックアップはネットワークアドレス(MACアドレス)でマシンを識別しているのがその理由で、TimeMachine バックアップの設定を手動でいじらないといけない。以下、その手順をメモ。

(1) Time MachineをOFFにする。
(2) 現在の MAC アドレスの特定(ネットワーク環境設定で、Ethernet のハードウェアアドレスを調べる)。→ xx-xx-xx-xx-xx-xx
(3) 以前Time Machineで使用されていた MAC アドレスの特定

$ cd /Volumes/TimeMachine_1/Backups.backupdb $ xattr -p com.apple.backupd.BackupMachineAddress MacBook_TN yy:yy:yy:yy:yy:yy # 旧 MAC アドレス $ cd .. $ ls -al .yyyyyyyyyyyy # 旧 MAC アドレス

(4) 古いバックアップファイルを新しい環境で使用可能にする

  • 一時的にTime Machineで使用しているVolumeのACL機能を無効にする
    $ sudo fsaclctl -p /Volumes/TimeMachine_1 -d
  • 古いMAC アドレスのファイル名を新しいMAC アドレスのファイル名に変更
    $ sudo mv -f .yyyyyyyyyyyy .xxxxxxxxxxxx
  • 新しいMAC アドレス拡張属性を Backups.backupdb フォルダへ書き込む
    $ sudo xattr -w com.apple.backupd.BackupMachineAddress xx:xx:xx:xx:xx:xx Backups.backupdb/MacBook_TN
  • Time Machineで使用しているVolumeのACL機能を有効にする
    $ sudo fsaclctl -p /Volumes/TimeMachine_1 -e

(5) Time Machine Volumeのアンマウント/マウント、Time MachineをONにする

参考:How To Fix Time Machine After Logic Board Changes In Mac OS 10.5

タグ:Mac
Posted at 2010年05月15日 06:52:41
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