ファイナルステージ第1戦、帰宅してテレビをつけたら、もう山本が3点もとられてるじゃないですか(泣)いやー、山本って「大事な初戦」でイマイチなことが意外に多いんですよね。開幕戦とか、日本シリーズ初戦とか。気負いすぎたりするんだろうか。周りが揃って「絶対的エースで一勝は堅い」とか言うもんだから、余計にね。
しかし、マリーンズ美馬のボールがちょっとばらつき始めて、四球で1・2塁になったところで、紅林の2点タイムリー! ここ、1死なのに1塁走者のゴンザレスはほぼ迷わずスタートしてるんだよね。打球をよく見ている。ゴンザレスって、シーズン通しての打撃成績はそんなにいいわけじゃないんだけど、とても頭のいい選手なんだと思う。守備もいいし、魅力的な選手です。
あとで確かめたら2死1・2塁でした。走者がスタートするのは当然だった。まあでも、ゴンザレスがいい選手であることには変わりはないです。
6回無死1・3塁で、打者紅林の場面。解説の藤川さんは「3塁走者が杉本だからホームでアウトにできる可能性は高い」と言ってました。杉本はここは「僕足速いと思ってるんで」と言わないといけない場面です(笑)。杉本って、打ち方がスキだらけなせいか、なぜか走塁に期待されてないことが多いんだけど、実はスピードに乗ると速いよね。今季はランニングホームラン打ってますからね。ここで紅林がタイムリーを打って、バファローズがこの試合で初めて勝ち越しました。
このあとばたばたと点が入って、なおも1点返して追いすがるマリーンズを、主婦(山崎颯一郎)と平野のリレーで締めた。
今日はほんとうによく打ったと思います。いやしかし、マリーンズやっぱり強い。シーズンが15.5ゲーム差で終わったといっても、そんなの関係ないですよ。ここでバファローズが4敗してマリーンズに日本シリーズ出場権を譲ってしまうとしたら、結局その程度の強さだったということです。ポストシーズンはレギュラーシーズンとは別物なので、「その時に強いチームが先に進む」ということでよいのです。明日からも両チーム、いい試合を見せてください。
ところで、一昨日ファーストステージ第3戦を見ていた時も思ったんですが、マリーンズ角中の応援歌が好きです。とても味わいがある。メロディだけでコードはついてないけど、あえてつけるなら下のようにしたい。キーはFメジャーです。最後が偽終止になるのがいいじゃないですか。