(「Maccasoft のカーネルをビルドする」から続く)
ツールチェイン・ベアメタル用ライブラリが構築できたので、LuaCon のコンパイルは簡単。LuaCon.zip をダウンロードしていただいて、展開したあと、build_raspi_bm ディレクトリで make する。ラズパイで立ち上げるためには、micro SD カードを FAT32 でフォーマットして、次のファイルをコピーすればよい。
- 【Raspberry Pi システムファイル】
bootcode.binconfig.txtfixup.datstart.elf
- 【LuaCon 関連ファイル】
kernel.img…… LuaCon 本体fontdata.bin…… フォントデータstartup.lua…… LuaCon スタートアップスクリプトlua…… ディレクトリ。中にsamegame.luaなどを入れておく
さて、これでベアメタルで動くようにはなったのだけど、今後もベアメタルで進めるのがよいかどうか、少し迷っている。ラズパイは実は GPU がけっこう強力なので、GPU のアクセラレーションを使うとかなり高度な画面表示が可能になりそうだが、ベアメタルでこれを実装するのは相当ハードルが高い。軽量の Raspbian 構成を考える方が現実的かも?
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