ラズパイで ORANGE pico のファームウェアの書き込み、できました。Pickle というツールを使います。ケンケンさん(Machikania の作者)の掲示板からの情報です。
ORANGE pico 関連のページにも書いておきました。→「ORANGE pico で遊ぶ (4):Raspberry Pi でファームウェアを書き込む」
ポイントは、ファームウェアの hex ファイルに手を入れて、コンフィギュレーションレジスタの値を変更しておくこと。配布されている hex ファイルは、PicKit3 で書き込むと正しく動作するのだが、ラズパイ+Pickle で書き込むと動作しない。PicKit3 で書き込んだ後コンフィギュレーションレジスタを読み出すと、元の hex と違っていたので、もしやと思ってその値に変更してラズパイ+Pickle で書き込んでみたところ、正常に動作した。
理由はよくわからない。DEVCFG0
の値を 0x7FFFFFFA
から 0x7FFFFFFB
に変更するのだけど、Microchip のドキュメントを見る限りでは、最下位ビットは 0 でも 1 でも変わらないように思える。