2013年11月01日

斎藤美奈子あっぱれ

 数の少なさよりも質が問題である日本の女性議員。天木直人氏の記事だが、内容はほとんど東京新聞に書かれた斎藤美奈子氏のコラム。他人のコラムの内容だけで1本記事を書いてしまう天木氏はどうかと思うけど、それはともかく。

「数も問題だけど、じゃあ質はどうなのか」。そう言って彼女は次のように安倍政権に擦り寄る女性議員をめった斬りにしている。(中略)そして斎藤さんは続ける。彼女らが登用されたのは人権意識の希薄な安倍首相の発想に近いからだ。人より国家を優先する安倍政権が続く限りこのような女性議員が重用される。これではたとえ数が増えても国際的な評価は上がらない。数を増やす事もいいけれど質の問題もなんとかしろ、人権意識の低い安倍首相が付け焼刃で「女性が輝く日本」といっても世界の失笑を買うだけだ。

 そうそう、これを言って欲しかったんですよ。斎藤美奈子あっぱれだわ。惚れるわ。「物は言いよう」もなかなか舌鋒鋭くて、この人は文芸評論だけじゃなくて政治色の強い題材でも結構いけるじゃん、と思っていたのだが、このコラムはクリーンヒットですね。原文を読めないのが残念。中日新聞さんよ、東京支社分だけじゃなくて本社分にも斎藤さんのコラム載せてよ。ナナちゃん人形の着せ替えとかあおなみ線の蒸気機関車とか名古屋の地下鉄で落とした財布が出て来て感激したとか(←ほとんど毎日載ってる)そんな記事ばっかで穴埋めしとらんとさ。(一言多い)

タグ:社会
Posted at 2013年11月01日 23:16:52
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