2012年12月24日

なのぼ〜ど改造

 今年の僕たちから子供たちへのクリスマスプレゼントはなのぼ〜どLEGO Crazy Action Contraptions のセットとした。ヒメと坊とそれぞれ1セットずつで、ヒメが飽きたら僕が引き取ろうという魂胆である(坊にとられるかも?)。要は "LEGO WeDo" の廉価版、ということになる。なのぼ〜ど単体では距離センサがないので、手持ちの GP2Y0A21YK をつないでみようと思ったのだが、ちょっと苦労した。GP2Y0A21YK は 0V〜Vcc のアナログ電圧を出力するので、Vcc に 5V を入れてアナログ入力で読み取ればいいのだが、なのぼ〜どのアナログ入力はどうも全部埋まっているみたい(抵抗1〜4、スライダー、明るさ、マイク)。抵抗は4系統も要らないので1つあきらめるとしても、入力端子の回路を抵抗入力用に組んであるのでどうにもならない。仕方がないので、抵抗4の回路をパターンカットで切り離して、analog in 4 に入力端子を新たにつけることにした。

 これがパターンカットした位置(クリックで拡大できます)。

 Vcc(赤), GND(黒), analog in 4(黄)を次のように配線。ピンヘッダを基板にはんだ付けして 90 度折り曲げ、ビニール線をはんだ付けした。

 GP2Y0A21YK を直結すると使わない時邪魔なので、はんだ付けしたビニール線は 8 cm ぐらいのところで切って QI コネクタのメスをつけた。GP2Y0A21YK の方は、信号線を3芯フラットケーブルで 80 cm ぐらいまで延長して、QI コネクタのオスをつけた。逆刺しを防ぐため、4ピンのハウジングの1/2/4番目を使い、メス側の3番目をエポキシ接着剤でふさいでおいた。

 実験してみると、近いほど電圧出力が大きくなるのだが、あまりに近すぎると逆に小さくなってしまう(これは仕様)。LEGO と組み合わせて使うにはイマイチかも知れないが、とりあえず遊んでみるにはこの程度でいいかな。とりあえず、0〜5Vのアナログ出力なら何でもつなげるようになったので、必要ならセンサーを追加するということで。

タグ:工作
Posted at 2012年12月24日 02:05:47
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