「孤児大国カンボジアの子たちにプログラミングを教えるKhodeUp事業」(TechCrunch)。ITの使い道として一見よさそうな話だけど、教えるのが「Web サイトの制作技術」ってどうなんだろう。外国からの発注を受けて多少の外貨は稼げるかも知れないけど、それでカンボジアの人たちの暮らしが良くなるかというと、あまり期待できない気がする。もっと生活の向上に直結する技術を学んだ方がいいんじゃないのかな。
プログラミングを学ぶのであれば、たとえば Android 端末をスタンドアロンで使って、学習支援のための教材を提供するとか、Android を制御マイコン代わりに使って農作業を一部自動化するとか、そんな方向を目指したらどうだろうか。ITというよりメカトロニクス的な技術が必要になるかな。そうなると大掛かりな教育になるので、なかなか募金ベースでの事業では難しいかもしれないけど。
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