2013年12月07日

ジュニア・オリジナル・コンサート

 ヒメのお友達が出演する「ジュニア・オリジナル・コンサート」にヒメと妻が行ってきた。内容についてはもちろん伝聞で論評するわけにはいかないけど、出演者のコメントの中で「わたしは作曲が好きじゃないんですけど、先生にいろいろアドバイスをもらってなんとか作りました」みたいなのがあったと聞いてのけぞった。作曲が好きじゃない子にむりやり作曲をやらせてどういう意味があるんだよ。親御さんも、そんなことに授業料を払うなんてどういう考え方をしているんだろう。作曲をやる人ってのは、先生につくよりずっと前から、自分で勝手に歌を作ったり即興演奏をしたり五線譜に書き散らしたりしてるもんでしょ? 先生につくのは、無手勝流を正して他の人が聴いても心地よく聞こえるように修正していくためのもので、作曲できなかった人が習ってできるようになることはあり得ない。これはヤマハなどの音楽教室にとっては「不都合な真実」かも知れないけど、教室に子供を預ける親としてはちゃんと認識しておいた方がいいと思う。

タグ:音楽
Posted at 2013年12月07日 23:49:15
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