2013年03月01日

日本舞踊とオーケストラ

 NHK教育の「にっぽんの芸能」で「日本舞踊とオーケストラ 夢の競演」というのを見ました。演目は (1) プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、振付:坂東勝友、出演:花柳典幸・尾上紫、(2) ドビュッシー「牧神の午後」、出演/振付:花柳壽輔・井上八千代、(3) ショパン「レ・シルフィード」、振付:藤蔭静枝、出演:吾妻徳彌ほか。「ロメオとジュリエット」は演出が西洋臭くて、ちょっと違和感があった。「牧神の午後」は面白かった。井上八千代さんがニンフってちょっと無理なんじゃと思いきや、所作が美しいので十分に魅せる。やっぱり大御所が演じると迫力ありますね。「レ・シルフィード」は、なんか着物を着てワルツを踊っているだけ、という感じで、退屈だった。やりたいことはわかるんだけど、この演目はどうなのよ。もっと日本舞踊の動きを生かせる演目あるんじゃないのかな。矢代秋雄のピアノ協奏曲とかやってくれんかな(バレエで演じられたこともあったというし)。

タグ:音楽
Posted at 2013年03月01日 00:10:28
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