2012年08月03日

もう一度読みたい絵本

 「もう一度読みたい絵本は?」(マイナビスチューデント)。かぶってるの「ぐりとぐら」だけだあ。もっとも、自分が子供のときにはあまり絵本は読まなかったので、もっぱら今の子供たちに読んでやった絵本なのだが。少数にしぼるのは大変だけど、とりあえずこんなところか。

  • ぐりとぐら(中川李枝子・文、山脇百合子・絵):定番。
  • きょうはなんのひ?(瀬田貞二・文、林明子・絵):まみこちゃんかわいい。文章がとてもきれい。
  • こんとあき(林明子):林さんの本は何冊も挙げたいけどとりあえずもう1冊。すまし顔であきをエスコートしている(つもりの)こんが可笑しい。
  • かぐやひめ(円地文子・再話、秋野不矩・絵):これも文章がとてもいい。絵は気品に満ちている。
  • じこくのそうべえ(田島征彦):落語絵本はほかにもあるけどとりあえずこれで。とぼけた味がいい。読み聞かせには関西弁必修。
  • ほしになったりゅうのきば(君島久子・再話、赤羽末吉・絵):少し長いが、雄大なスケールの名作。堂々たる絵と力強い文章がストーリーをしっかり支えている。
  • だいくとおにろく(松居直・文、赤羽末吉・絵):赤羽末吉さんももう1冊。いたずらっ子みたいな鬼の顔に味がある。
  • だってだってのおばあさん(佐野洋子):佐野洋子さんは大人に向けて絵本を描いている。この本は世界中のおばあさん(おじいさんにも)に贈りたいすてきな本。もちろん子供が読んでもいいけど。
タグ:読書
Posted at 2012年08月03日 23:40:07
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