プロコフィエフのピアノソナタ第8番をさらい中。いわゆる「戦争ソナタ」3曲の中では一番とっつきやすい曲。というか、この曲以外は弾ける気がしない…
プロコフィエフは電子ピアノで弾いているといろいろ違和感があるんですね。打楽器的な楽想のところで「叩いている」感触が指に感じられない、というのもあるし、楽器の響きの違いもある。この曲だと、とくに第1楽章の第2主題。
2拍目の和音 G-D-C# が、電子ピアノやMIDI音源だとどうにも薄っぺらくなる。深い淵からこみあげてくるようなもやもやした響きが出ない。あの響きはどうやったらシミュレートできるのか、と考えてしまう。本体の共鳴を物理モデリングすれば実現できるんだろうか。
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