最近 MacRuby が各所で話題ですね。
- Matz にっき 2/28 分:本家に「すげーっ」って言わせちゃってるよ。
- マイコミジャーナル 「MacRuby」 - ひさしを借りて母屋を乗っ取るか? Mac OS Xの新たなRuby環境(木下誠さん)
- Matz にっき 3/17 分:上の木下さんの記事へのコメント。
最後の Matz さんの記事で、AppleScriptの英語モドキよりもいっそRubyのような 「普通のプログラミング言語」を使った方がわかりやすい という人も多いだろう
、という指摘に大いに賛同。AppleScript って単純な定型作業を簡単に記述するにはいいのだが、込み入ったロジックを記述するのはなんだかすごく面倒なんだよな。ただ、tell application "XXXX" to do something...
というようなアプリケーション間通信が AppleScript の真骨頂なのだが、こういうのを MacRuby で簡単に書けるようになるのかはよくわからない。tell_application("XXXX") { do_something ... }
みたいにブロックで書けたりしたらおもしろいんだけどなあ。
ちなみに、Alchemusica に Ruby を組み込もうと少し前から奮闘中。上記 MacRuby とは関係なく、10.4 標準の libruby.dylib を使っている。一応組み込んだ Ruby インタプリタが動くところまでは来たのだが、カスタムクラスの実装などはこれから。上記 MacRuby を組み込めば、Objective-C メソッドが直接呼べるから、組み込んだだけでいきなり NSDocumentController.currentDocument.performStartMIDIRecording
なんて書けちゃうのかな。それはそれでちょっと怖い気もするけど。