2006年07月14日

2006年07月14日

 連日、来週の集中講義の準備中。ちょっと夏風邪気味でしんどい。

 NTTドコモとアクアフェアリー、FOMA向けマイクロ燃料電池を共同開発 (ASCII24)。携帯電話の充電用の水素燃料電池。出力2W、10 cc の水と水素発生剤で「電話機の充電が3回以上可能、1回あたりの充電時間は2時間」だから6時間動作可能、ですか。それはたいへん結構なんだけど、燃料をアルコールではなく水から発生させる水素とすることで、環境にやさしい電源になる って、ほんとか? 「環境にやさしい」って「燃やしても二酸化炭素が出ない」ってことだろ? 水素発生剤とやらを作るプロセスで大量の二酸化炭素が出るんじゃないのか? ちなみに、日経新聞のウェブサイトの記事では「環境にやさしい」とは書いてないな。記者がわかっていたのか、スペースがなくて省略しただけなのか…

ちなみに、僕の共同研究者は「光エネルギーで水素発生剤を作る」研究をやってますので、ひとつよろしく。

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Posted at 2006年07月14日 00:00:00
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