2006年05月14日

2006年05月14日

 坊の初節句。両家の両親が一堂に集まった。ヒメの初節句の時には妻の祖母が健在だったのだが、今回は残念ながら4人。しかしまあ、両家とも両親が元気でいてくれるのはありがたいことである。元気でいてくれるどころか、今回のもてなしは食事はうちの母親、デザートは妻の母親に全面的にお任せしたに等しく、うちはほとんど場所を提供しただけで、まったく罰当たりな話である。主役たる坊は最初妻の両親が来宅すると盛大に泣き、ようやく落ち着いてくると昼寝を始め、ほとんど食事もデザートも終わった頃にのこのこと起き出してくるという始末で、まあ話の邪魔をしなかったという点ではすこぶる優良だった。そのかわりヒメが大いに皆にかわいがってもらったわけである。そういえば、ヒメの初節句の時も本人はほとんど寝ていたっけな。

 五月人形の飾り付けは、坊のおいたによる被害を最小限にとどめるため、昨晩飾り付けて今日のお祝いが終わると速攻で片付ける、という1泊2日スケジュールとした。ちなみに、僕のために両親が40年前に用意してくれたもののお下がりである。歴史を感じさせる、と言えば聞こえはいいが、要するに古いわけである。提灯の紙笠が飾り付け中に破れてしまったり、豆電球の電線がへたっていて電源を入れるとボンと音がして断線したり、人形を飾る台の足がとれていたり、兜が外れていたりして、形にするのにえらい苦労をしたのだが、実際飾ってみて少し遠くから眺めてみるとそれなりに格好がついていて、まあお下がりの人形というのも悪くはないな、と思った。

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Posted at 2006年05月14日 00:00:00
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