2006年05月03日

2006年05月03日

 キヤノンのDC40が到着したので、いろいろいじってみた。付属してくるメディアは DVD-R が1枚だけ。マニュアルには「試し撮りには市販の DVD-RW ディスクを使うことをおすすめします」なんて書いてある。そんなこと言わずに DVD-RW ディスクをつけとけばいいのに。

 DVD-RW の VR モードと Video モードの区別がいまいちよくわかっていないのだが、どうやら Video モードだと編集機能に大幅に制限を受け、一方 VR モードだと DVD プレーヤで再生できないケースがあるらしい。うちの DVD プレーヤはパイオニアの DV-343 だが、これは VR モードの DVD-RW を再生できないことが判明。試してみたが、認識されることなくディスクが吐き出された。録画自体は VR モードの方が使い勝手がよいので、VR モードで録画してあとから DVD-R ないしは DVD-RW の Video モードに焼き直す、というのがよさそう。しかし、そのやり方が問題。Mac では USB 経由で動画を読み出すことができないし、付属してくる Roxio MyDVD for Canon なる Windows ソフトでも、VR モードで記録したディスクから Video モードのディスクを作れるのかどうかはっきりしない。

 もう少しいろいろ調べてみて、Mac OS X で Toast 7 Titanium を使えばよいらしいことがわかった。また、PowerBook G4 は 8 cm のディスクが使えないため、トレイローディング式の外付けドライブも要る。というわけで、Toast 7 が同梱されている LaCie d2 DVD±RW with LightScribe というのを買うことにした。今日それが届いたので、子供たちが昼寝をしている隙に試してみた。Mac に上記ドライブを接続して Toast 7 を立ち上げ、VR モードで録画した DVD-RW を DC40 から取り出してセットすると、あっさり認識されて、録画したセッションが一覧表示された。「ビデオ」ウィンドウにドラッグ&ドロップして、ブランク DVD-RW をセットして書き込みをすると、ちゃんと DVD プレーヤで再生できるディスクができあがった。ちなみに、Toast 7 で読み込んだビデオファイルをそのまま iDVD で読み込もうとしてもうまくいかなかった。一回 QuickTime 形式か何かに変換すればいいのかも知れないが未確認。まあそれはともかく、一応「DC40 で録画して、普通の DVD プレーヤで再生できるディスクを作る」ところまでの流れは確立できた。

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Posted at 2006年05月03日 00:00:00
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